SOSに気付けなかった私
あの頃の私は、気づけなかったんです。
長女が出していた『助けて』のサインに。
「わざと反抗してる」
「なんでこんなことするの？」
そう思って、ついきつい言葉を
かけてしまう日もありました。
本当は、長女なりに
「ママ、気づいて」
「ママ、見て」って
精一杯伝えようとしていたのに…。
あのとき、もう少しだけ立ち止まって、
『行動の裏にある気持ち』を見ようとしていたら――
きっと長女の心をもっと早く
抱きしめてあげられたのかもしれません。
今思えば、あれは
「困ってるよ」「不安だよ」という
SOSのサインだったんです。
長女が出した４つのSOS
「ママ見て！」「これ見て！」
そんな言葉が最近増えていませんか？
忙しいときは、つい
「後でね！」って言ってしまうことも
ありますよね。
でも実はその「見て！」には
「愛して」という気持ちが
隠れていることがあります。
繊細な子ほど
ママに気づいてほしくて
小さなサインを送っています。
今日は、我が家の繊細っ子長女に
よく見られていた４つのSOSサインを紹介します。
①「ママ見て！」が前より増えた
これは『注目してほしい』というサイン。
「さみしい」「もっとかまってほしい」
そんな気持ちが隠れているかもしれません。
忙しくてすぐには応えられなくても大丈夫！
後からでよいので
「さっき見てほしいって言ってたやつ、見せて？」
と声をかけてあげてください。
そのひとことで、子どもの心は満たされます。
②危ないことをわざとやる
ママがびっくりしたり
怒ったりすることで
「見てもらえる」と思っているんです。
危険なことはもちろん止めなきゃいけないけど
まずは叱るよりも抱きしめてあげることが大切。
「そんなことしたらママ悲しくなるよ」
落ち着いてからそう伝えると
子どももちゃんと感じ取ってくれます。
③兄弟にきつく当たる
特に下の子に強く言ってしまうこと
ありませんか？
我が家でも、長女のストレスがたまってくると
次女への言葉づかいが荒くなります。
そんなときは
私は長女と二人きりの時間を作るようにしています。
コンビニでちょっとしたお菓子を買うだけでも
心がホッとするんです。
「ママを独り占めできる時間」は
子どもの安心を取り戻す魔法です。
④ママの顔色を気にしている
「ママ、怒ってる？」
そんなふうに聞いてくるときは
ママの気持ちを
敏感に感じ取っているサインです。
繊細っ子は特に
ママの感情をすぐにキャッチしてしまいます。
なので、私はイライラしているとき
「今ね、○○にイライラしてるんだ」
と先に伝えるようにしています。
「あなたが原因じゃないよ」と分かるだけで
子どもはとても安心するんです。
我が家の繊細っ子が見せていたSOS
これら４つは
すべて我が家の繊細っ子長女に
よく見られていたサインです。
最初は戸惑ったけれど、
「どうしてこんな行動をするんだろう？」
と気づいてから
関わり方が変わりました。
あなたのお子さんにも当てはまるもの、ありますか？
もし思い当たるものがあっても大丈夫！
気づけた瞬間から
親子の関係は変わっていけます。
「叱らなきゃ」じゃなくて
「気づけた」ことが何よりの一歩。
子どもが出すSOSは
ママを信じている証拠なんです。
信じてなければSOS自体出ません。
子どもはママを信頼している。
だから、サインを出すんです！
気づいた今から
あなたの関わり次第で
未来の親子関係は変わります！
今日から少しずつで大丈夫です。
「叱る」よりも「寄り添う」関わりを
いっしょに増やしていきましょう。
さいごに
ママだって人間。
ついイライラしてしまう日も
SOSに気づけない日もあります。
でも、それでもいいんです。
大事なのは
「また笑顔でつながりたい」
と思える気持ち。
子どもはその想いをちゃんと感じ取っています。
自分を責めずにいてくださいね。
あなたの「気づき」こそが
子どもにとっての一番の安心です。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
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